2012「象の日」パーティー報告 その①2012-05-01 12時06分51秒

4月28日は象の日!ということで、
JTEFではこの前後にチャリティーパーティーを開催しています♪


今年は4月27日(金)にビヤステーション恵比寿で開催されました!


JTEF理事長 戸川久美氏のあいさつに続き


事務局長 坂元雅行氏の活動紹介


乾杯は野生動物写真家 吉野信氏からお言葉をいただきました♪


お料理もたくさん並び、どれも美味しそうです。

スタッフ I

2012「象の日」パーティー報告 その②2012-05-01 12時20分29秒

4月27日に開催された
2012「象の日」チャリティーパーティー


支援者の方々もたくさん参加して下さいました!!


多摩動物公園園長 田畑直樹さま
田畑さんが上野動物園にお勤めの時に
トラ舎の前のJTEFパネル展示でご尽力下さいました!
この日はJTEFにちなんでトラのネクタイです。


ジャーナリスト 見城美枝子さま
いつもビシッとスーツ姿が多いのですが、
この日は素敵なワンピースでドレスアップして来てくださいました。


野生動物大好き!ミュージシャン 瀬木貴将さま
瀬木さんのアルバムを購入すると、
売り上げの一部がJTEFへの寄付になります!!


作曲家でありピアニスト 巨勢典子さま
今回は巨勢さんにミニライブを行っていただきました。
会場のお客様はお食事の途中にも関わらず、
巨勢さんのピアノに聞き入っていました。


最後に…


JTEFの強力なサポーター・チーム西表の皆様
どのテーブルも和気藹々と、とても楽しそうでした♪

スタッフ I

象の日 ズーラシアイベント2012-05-03 01時49分35秒

4月28日に横浜動物園ズーラシアにてイベントを開催しました。

アーティストの蟹江杏(かにえ あんず)さんと一緒に、
みんなの動物の森を描こう!と言う、キッズイベントです。
当日ご来園されたたくさんのお子さん達にご参加頂きました。
ありがとうございました。


今回も会場にはパネル展示と結グッズ販売をしました。
手前の象の顔のアップのTシャツは新作です。


さてイベントスタート。
最初に画用紙をつなげた大きな一面に道を描いてから、
バラして皆に配り、自分と好きな動物を描いてもらいます。


みんな真剣です!


杏さんが折り紙で切り絵も作ってくれます。
みんな仲良く順番待ち♪


そして、できた絵からまた壁に戻していると・・・あっ!
ヒサクニヒコさんが飛び入りで描きはじめました!
結グッズの「Save the Tiger」「地球を抱えるトラ」「Oh,my Papa」は
漫画家でイラストレーターのヒサさんのデザインです。
当日は共催の横浜市動物園友の会会長としていらっしゃいましたが
描きたくてウズウズしてたのでしょうか、すらすら~と恐竜やトラを
描きあげました。さすがです!


そして皆の絵をつなげて出来上がった絵がこちら♪
道がつながってみんなの森がひとつになりました。



森にはゾウ、ウサギ、ヘビが多く、他にトラ、ワニ、馬など・・・



今回ご参加下さった子供達は保育園くらいのちびっ子達でした。
象の日と言うことで、ゾウさんの棲んでいる森について現状を知って、
色々考えてもらいたかったけど、ちょっと分からなかったかな?(^ ^;)

動物園の動物たちは野生の仲間の代表者たちです。
動物園は生の動物を見て、感じる事のできる意義のある場所です。
大人も子供も、彼らの姿を見て可愛い、かっこいい、だけではなく
野生で暮らす本来の姿を想像して、密猟や開発で数を減らしている
動物たちについて考えてもらえれば嬉しいです。

最後に、今回のイベントにご参加頂いた親子の皆さん、
ありがとうございまいした!
これからもJTEFと結は動物園で皆さんに保護について考えてもらえる
ようなイベントを企画していきます。どうぞチェックしてご参加ください!


スタッフM

象の日ズーラシア 番外編2012-05-03 04時01分58秒

イベント終了後、撤収作業を終えた後、特別にゾウ舎の
バックヤードを案内して頂きました。

この子は水桶からではなく、ホースから新鮮なお水を
もらうのが大好き。おねだりする姿がかわいかったです。




そして、リンゴをあげました。
象の鼻は本当に器用ですよね。リンゴはもとより、小さな豆だって
拾えちゃうんです。


これは抜け落ちた、歯です。大きな歯ですね~。
象は一生で6回生え変わるそうです。



そして、牙。
食事をする時などに檻に引っかかり折れてしまう事があるそうです。
長さは30センチくらいでしたが、ずっしり重量感がありました。



これは断面のアップ。
当たり前ですが、ちゃんとエナメル質と象牙質に分かれています。



実際に見て触って、改めて思いましたが、ハンコを作るために
わざわざ象牙を使う必要なんて皆無です。
これを手に入れるために大きな象の命を丸ごと奪うなんて・・・
馬鹿げています。


最後に、イベントからバックヤード案内まで、ズーラシアの皆さん、
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
また、動物について楽しく学べる素敵な企画をやりましょう♪
これからも宜しくお願いします!

みどりフェスタ20122012-05-04 02時46分03秒

4月29日”みどりの日”に新宿御苑で環境省主唱の
「みどりフェスタ」が開催されました。

各地の国立公園の自然紹介パネル展示やクラフト体験など、
自然とのふれあいや生物多様性保全の大切さを感じる
イベントになっていました。

その中で、JTEFがイリオモテヤマネコ保護活動でお世話に
なっている竹富町がブースを出しました。
美しい島と海のポスターが目を惹きます。




今回初めての出展との事でしたが、やはり八重山の
豊かな自然を守ることの大切さを伝える内容が主で、
その中でもイリオモテヤマネコについてのポスターが
大半を占めていました。
そのポスターの中に、JTEFのポスターも貼って頂いて
いました。ありがとうございます!(右上と左下)



ヤマパトのポスターの下にあるクジャク問題もそうですが、
本来の生態系のバランスは開発だけではなく、外来種の
生き物達によっても崩されてしまいます。

竹富町のクジャクは小浜島のリゾートが観賞用に飼育していた
インドクジャクが逃げ出し、野生化して他の島に飛んだものです。
石垣島や黒島、新城島、遠くは宮古島でも野生化繁殖し、
野良クジャクとなり害鳥となっています。
体も大きいので茂みから突然飛び出して来るとビビります。

八重山にしか生息しない貴重なトカゲやヘビなどを捕食し、
その数が激減、生態系のバランスを崩す要因となっています。
今のところ西表島には飛来していないようですが、
もし飛来して来たら、ヤマネコのエサとなるトカゲ・ヘビが減り、
またネコの数を減らす一因となりかねません。

西表島の港では靴底に付着した泥や菌を落とすための
消毒マットが敷かれています。
主な目的はカエルに感染するツボカビを落とすことです。
西表には島固有の貴重なカエルが多く生息していて、
ヤマネコのエサにもなっています。
そのカエルがツボカビに感染して死ねば、種の激減は
もとより、ヤマネコの生息にも影響が出ます。
イリオモテヤマネコにとっては、交通事故やカビを持ち込む
私たち人間が外来生物なんでしょうね・・・。


自然を古来のままの状態で保つことは難しいですが、
人の手で防ぎ、守れることは実施していくしかありません。

竹富町の八重山諸島は美しい島々ばかりです。
しかし、裏では台湾や韓国からの漂着ゴミ問題や
リゾートや農地開発など一般の観光客の目には
入らない問題も山積しているのも事実です。



美しさは海や山そのものと、そこに棲む生き物や植物で
成り立っています。
一度行った場所が次に訪れた時も変わらず美しいまま
だったら嬉しいですよね。逆に壊されていたら悲しいです。

竹富町は一度行ったら病みつきになり、
またここに戻って来よう、その時もまた美しい島でいてほしい。
そんな気持ちにさせてくれる素敵な島です。

皆さんも是非一度訪れて、島の自然と人々と触れ合って
何が大切なのか、感じて来てみてはいかがでしょうか♪

スタッフM