エコライフフェアと東京MXテレビ2011-06-01 21時25分27秒

イリオモテヤマネコの旅の途中ですが、
【結】からのお知らせです!

今週末、代々木公園で開催されるエコライフフェアに出展します!


お天気もどうにか大丈夫そうです!
是非ご来場下さい。


そして、そのエコライフフェアを紹介するTV番組で
【結】のグッズが紹介されることになりました♪


東京MXテレビ「U・LA・LA@7」
放送日時 6月3日(金) 朝7時-8時 
「ココイコ weekend」という週末情報をお知らせするコーナーです!!

【結】初めてのTV進出!
コチラも是非ご覧下さいませ。

イリオモテヤマネコの旅④西部観光2011-06-04 20時36分13秒

西表島の2日目
午前中は西表島西部地区の観光をしました!

まず最初は子午線モニュメント
西表島には123456789の子午線が通っているそうです。




その次に国際避難港である白浜港へ。
ココからは陸の孤島と言われている“舟浮”へも行かれます。


舟にはイリオモテヤマネコの写真がプリントされています♪


そして干立地区、祖納地区などを見学しながら
星砂の浜へ


子供の頃、お土産でいただいた“星の砂”
どんなところにあるのかなぁ…と思っていました!
念願かなって、砂浜に来ることができました♪


この中からビンに入れるほどの“星の砂”を集めるのは
とても大変です!


そして、景色のきれいなレストランでランチの後
午後からは珊瑚のかけらで出来た島“バラス島”へ


バラス島は風や潮の流れにより
自然に珊瑚のかけらが集まって出来ています。
その時の潮の流れにより島の形が変わるそうです。

バラス島は本当に真っ白で、おとぎ話に出てくるような場所でした!!

イリオモテヤマネコの旅⑤ヤドカリ図鑑2011-06-04 21時25分32秒

西表島で見たヤドカリ達です。
自然豊かな海にはヤドカリがたくさんいます!







そして、大きなヤドカリも…


これは…なんといったら良いのでしょう
環境問題の典型的な例!?
オカヤドカリがアイスクリームのカップのようなものを宿にして
道路の真ん中を歩いていました!

 
そして、その宿から外れてしまったところ。
こんな姿をしていたんですね。


そして、またすぐに同じカップに戻っていきました。。。


イリオモテヤマネコの旅⑥野生生物2011-06-08 21時32分08秒

西表島の自然の中には植物だけでなく
野生生物もたくさん生息しています。

前回のブログでヤドカリを紹介しましたが、
今回はその他の動物たちです。


キノボリトカゲ
西表島のジャングルの中にはたくさんのトカゲがいました!
捕まえて手に持っている間にも、身体の色が変化してきました。



名前のわからないトカゲもたくさんいました。
こんなカラフルなトカゲも…。


西表島に渡ってすぐ。
ピナイサーラの滝へ行った帰りのカヌー
潮が引いた後の干潟にもいろいろな動物が出てきました。


片方のはさみだけが大きい“潮まねき”


そしてその干潟のすぐ奥でエサを食べていた“カンムリワシ”
カヌーを漕ぎながら、大きな鳥がいるのが見えたので、
近づいて行きました!


エサを食べていたところを邪魔してしまい、
まだ食べたかったようで、遠くまで逃げずにすぐ奥の木に留まり
コチラの様子を伺っていました。


真っ赤な渡り鳥“アカショウビン”
この時期、西表島に渡ってきています。


「キョロロロロ、キョロロロロ」と特徴的な鳴き声です。


シュノーケルで見た魚の写真は残念ながらありませんが、
歩いていかれる、潮が引いた海でも
こんなキレイな魚がいます。


ディズニー映画「ファインティング・ニモ」で有名になった
カクレクマノミ
イソギンチャクから離れないので、
近づいても逃げていきませんでした。


最後に…
動物ではありませんが“赤い海”
何だろう???
と思ったら、珊瑚の卵だそうです。
珊瑚は一年に一回しか産卵しないとか…?
波打ち際が赤くなって、とってもキレイでした♪

イリオモテヤマネコの旅⑦ヤマネコ注意!2011-06-08 22時19分56秒

今回の旅の一番の目的はイリオモテヤマネコのお勉強

西表島の生物多様性がいかに貴重か
イリオモテヤマネコがどんなところに住んでいるか
ヤマネコを守っていくにはどうすれば良いか
現地でしか聞けない話をたくさん聞いてきました!

前回の記事に書きましたが、
西表島にはたくさんの野生動物が生息しています。
そして、その野生動物が住んでいるのが
広大なマングローブ林やジャングル


西表島の豊かな自然の象徴のような存在の浦内川
浦内川の河口にも大規模農地開発の話があり
開発されてしまうと農薬が使用され、
浦内川への影響は計り知れないとのことです。
もし浦内川の自然が壊れてしまうと、
イリオモテヤマネコに影響がないとは…もちろん言えないでしょう。


ヤマネコが目撃された場所に建てられた旗。
道路での目撃情報があると、交通事故防止のために使われます。
実はこの旗が立っている場所は私有地です。
私有地であれば地主さんの許可で旗を立てられますが、
道路の場合は許可が必要なので大変です。


この写真ではわかりにくいですが、
ヤマネコが道路に出てこないように、道路脇にネットが張られています。
このネットを張るのも一苦労。
上の写真のような旗やネットなど道路を使用する場合には
関係機関の許可が必要です。
許可が出るまでに一ヶ月以上もかかることもあるそうです。
その間にも、ヤマネコが交通事故に合ってしまう可能性もあるのに…

それに比べて、ココに使用されているネットは
地元の方が余っていたものを寄付してくれたそうです。



ヤマネコがたくさん生息している場所には常設の標識
常設のものが間に合わない場合は簡易標識が使用されます。


この写真は!?
ヤマネコが道路に出てこないために設置された“アンダーパス”です。
アンダーパスは野生動物のための道路。
人間のための道路の下に、道路を横断できるように作られています。


以前は作っただけで終わっていたようですが
ヤマネコはじめ他の野生動物にも使用されないケースがあり、
現在は設置された後に必ず利用されているか
モニタリングをしているそうです。


アンダーパスのすぐ横の林道にあった看板。
この林道は人間が通る場所ですが、
アンダーパスは普段人間が通ることがない場所です。
アンダーパスに人間の匂いがあると
ヤマネコが警戒し使わなくなってしまう可能性があるので、
入ってはいけないそうです!


この日、最後に訪れた「西表野生生物保護センター」
西表島の生物について展示されています。


ヤマネコの剥製と一緒に、ヤマネコについての解説もたくさんあります。
ここで勉強すると、ヤマネコ博士になれるかも!?


私たちが西表島を訪れる直前まで
イリオモテヤマネコの「よん」が飼育されていたのですが、
4月に亡くなってしまいました。。。
「よん」は約15年前に交通事故にあい、
後遺症のため自然に帰すことが出来ず、
保護センターで飼育されていました。


今回の旅で実物のイリオモテヤマネコに会うことは出来ませんでした。
でも、ヤマネコの住んでいる場所を訪れ
ヤマネコと同じ空気を吸うことができました♪
そして…ヤマネコの気配も