ひわさウミガメ館2011-08-02 20時29分45秒

お久しぶりです、スタッフ2号です。
3月の「サンキューの日」以来、久々の日記です。

7月の3連休、徳島の日和佐で行われた、
「ひわさうみがめトライアスロン」に行ってきました。
西表仲間の京都組がトライアスロンに出場するので
その応援です。
今回は応援の合間に出会ったウミガメ達を紹介します。

日和佐町(現・美波町)は朝の連ドラ「ウェルかめ」の
舞台にもなった町で、ウミガメが産卵に来る浜で有名です。
町のいたる所にウミガメをモチーフにしたものがあり…

うみがめトイレや・・・



うみがめ電話ボックスなど、ウミガメづくしの町でした。


そして「日和佐うみがめ博物館カレッタ」では
世界のウミガメの剥製や進化の解説展示、
プールでは子亀や大人のカメ達が飼育されています。


アカウミガメの背中にアオウミガメ乗っています。
双方の違いは額の鱗の配列や肋甲板と呼ばれる甲羅の数が
違うのですが、頭の大きさと色の違いで見分けられます。
アカは頭が大きく、色も茶褐色。
アオは頭が小さく、青みがかって黒っぽい。

↓違いが分かりますか?


そして、タイマイちゃん♪
アカやアオに比べて体格は小さく、口先が尖っています。
タイマイは美しい甲羅を持っていることで
鼈甲細工の原料として乱獲され生息数が激減しました。
トラの毛皮や漢方、ゾウの象牙と同じように、
タイマイも鼈甲細工として人間の嗜好のために
命を奪われる対象となっています。



どーん!
アカのドアップです。
顔だけじゃなく、体もデカい!
浦島太郎みたいに、本当に背中に乗れちゃうくらい。
この子は「浜太郎」。
1950年に卵から人口孵化され、御年61歳。
年齢の判明している飼育下のカメとして世界最高齢です。
鶴は千年、亀は万年。
もっともっと長生きしてもらいたいですね♪



ウミガメはタイマイの鼈甲だけではなく、
食用として漁が行われている国もあります。
漂流しているゴミを誤食して死んでしまったり、
開発や環境破壊による産卵地の減少・・・。
ヒラタウミガメを除く全てのウミガメは絶滅危惧種に
指定されています。
屋久島や西表で野生のウミガメに会いましたが、やはり
プールの中の10匹より大海原で出会う1匹に感動します。
野生は素晴らしい。
守るより前に、まず数を減らさない努力が大切だと思います。

島ぞうり2011-08-14 11時18分58秒

こんにちは。2号です。

毎日暑いですね・・・(;´0`)
この暑さで海やプールに行かれる方も多いと思います。
海・プールと言えばビーチサンダル。
今回は手作りビーチサンダルをご紹介します。

沖縄では「島ぞうり」や「島サバ」と呼んでいます。
鼻緒と底部は色んな色があって、足裏のあたる面は
元は白の無地なのですが、表面を彫って底の部分の色を
出しデザインサンダルにします。
沖縄ではポピュラーですが、県外ではあまり目にしないかも
しれませんね。

定番はハイビスカスやウミガメ、シーサーなど島らしいもの。
沖縄のお土産屋さんなどで1500~3000円くらいで
売られていますが、自分で材料を調達すればもっと安く、
そして自分の好きなデザインのオリジナルぞうりが作れます。

去年、作ったのがこれ↓
シロハラクイナとイリオモテヤマネコ

まずは鉛筆で下絵を描いて、デザインナイフで切り込みを入れ
剥がすように白い部分を彫ります。
履いていると絵が隠れてしまうので脱いでいる時が
お披露目タイムという感じです。

この節電の夏に足元から涼しく、自分だけの島ぞうりで
楽しく乗り切ってみてはいかがでしょうか(^-^)

福島訪問!2011-08-22 21時03分57秒

このブログでも何回か書きましたが、福島の親戚の家。
このお盆に、震災以降初めて行って来ました!!


“いつもと変わらない夏”のようですが、
ガイガーカウンターで放射線量を測ってみると…
1.69マイクロシーベルトの数値が。
1.35マイクロシーベルト以上はアラームが鳴ってしまうので
ずーーーっと鳴りっぱなしです。。。

草の茂みなどでは、さらに高い数値が表示されました。
避難区域には入っていませんが、子供達への影響が気になります。


そして、空いていた牛小屋には
計画的避難区域から非難して来た牛がいました!!!


牛も人に慣れているようで、私が近づくと寄って来ました♪


震災以降に生まれた子牛もいました。
この牛が育つ頃には原発も落ち着いていると良いのですが…

スタッフ I