野生動物サポートグッズ【結】

西表島の朝。
ちょっと寝坊して5：45、真っ赤だった朝焼けが
すこし青くなってしまいました。

朝からこの入道雲、、、今日も暑くなりそう。

今朝は自主パトロールも兼ねて大見謝（おおみじゃ）まで
早朝ドライブ。もちろん制限速度厳守です！

早朝は山に帰るヤマネコが道を横切るかも知れないし、
この時期は巣立ったばかりのカラスやハトの幼鳥や
雛を連れたシロハラクイナの親子が道路でウロウロ。

肉眼で見るのに集中したくて写真は撮れませんでしたが、
キンバトをじっくり見れたのが今朝の収穫でした。
キンバトは沖縄県の天然記念物であり絶滅危惧種です。
オシドリのような光沢のグリーンの羽根が光り、
とても美しいハトです。
http://www.chiemomo.com/BIRD/FGCNS/Bird/file_bird/Emerald%20Dove.html

ゆっくり車を走らせればそういった生き物をじっくり
観察することもできるのです。ゆっくり走ろう西表！

大見謝ロードパークを降りたところ。
ここからの景色は、マングローブと滝がこじんまりだけど
ギュッと詰まっていて、お気に入りの景色です。

帰り道でヤマネコ注意の標識を撮影。

この標識はヤマネコの目撃情報があった場所の標。
ナンバリングされています。

これは全国でも共通の動物注意の標識。
その土地によって描かれている動物が違います。
本州ではシカやサル、イノシシが多いかな。
沖縄本島の山原地区ではヤンバルクイナの絵です。
西表ではもちろんヤマネコです。

そしてこの赤い看板は実際の事故現場に立てられます。
ここは今年１件目の現場。前方は船浦海中道路。
道も真っ直ぐでスピードが出やすい場所です。

ここは去年あたりから頻繁に目撃情報があった場所・・・。
4月3日に尊い１匹の命が犠牲になりました。

これは今回の写真ではありませんが、
道路にも大きくネコ注意の文字。
やはり直線のスピードが出やすい所に注意が必要。
これだけ大きく書かれていても意識しない人もいるのは事実。

これから夏休みに入り、島に訪れる人が増えます。
今年もJTEFではヤマネコパトロールを実施します。
観光客だけではなく地元のドライバーにも注意勧告して
２件目の事故が出ないようにパトロールを強化していきます。

・・・つづく。